中古で買う

ここまで、初心者が最初にエレキベースを買うときの選び方や
注意点などを説明してきました。

 

最後に、中古で買う時の注意点をお話しましょう。
結論から言うと、初心者が最初に買う1台を中古で買うことは
あまりおすすめできません。

 

実際にお店に行って中古品を買う場合でも、
一人では行かずに、ベースに詳しい人と一緒に買いに行きましょう。

 

初心者が中古品を見る場合、どうしてもボディの傷や汚ればかり気にしてしまいます。
しかし、演奏や音に関して言えば、そこは影響の少ない、どうでもいい部分です。

 

中古でエレキベースを買うときに見るべき場所をいくつか挙げましょう。

 

pic8.gif

 

初心者が最も見逃しがちな部分は、フレットの減り具合です。

 

フレットが極端に減っていると、弦のビビリやチューニングの狂いなどが生じます。

 

その結果、きちんと弾いているはずなのに、上手く弾けなくなってしまう。
そのまま弾いていると、余計な力が入ったり、変な癖がついてしまいます。

 

初心者は指の力加減が分からない上に、練習時間も長いので、
フレットの消耗が早いです。
6割くらい消耗した中古品だと、すぐにフレットが削れてしまうかもしれません。

 

消耗したフレットを交換するには、数千〜数万円の費用がかかります。
これではいくら安く買ったとしても、結局は大損することになりますよね。

 

フレットと同様に見逃しがちなのが、ナットの状態です。
ひと目で分かるくらいに破損していれば、気がつくことは容易です。
しかし、ぱっと見では分からないような不具合もあります。

 

前オーナーが弦交換する際に、弦のゲージを適当に変えたとします。
弦が合わない場合、溝が深く削れたり、拡がってしまうこともあります。

 

そうすると弦のビビリや不安定なチューニングの原因になってしまいます。
ナットの溝に、弦がしっかりとはまっているか。
または深く埋まりすぎていないかどうか、目で見て確認しましょう。

 

あとは、ネックの反りやネックに付いた傷の状態ですね。
ネックの反りは、ぱっと見て曲がっていなければ問題ないでしょう。

 

ただし、トラスロッドの余裕には十分注意しましょう。
ロッドが回りきってしまった状態だと、
それ以上ネックの調整ができなくなってしまいます。
お店の人に、あとどれくらいロッドを回す余裕があるのか確認しましょう。

 

ネック裏の傷については、気にならない人は問題ないでしょう。
しかし、ネック裏は常に手のひらが触れている部分です。

 

引っかかるような大きな傷がある場合は、ポジション移動など
演奏時に支障がでてしまうこともあります。

 

試奏時にローフレットからハイフレットまで弾いてみて
演奏中に気になるような傷が無いかどうか確認しましょう。

 

それからハードウェアの状態を見ておくことも大切です。

 

金属部分に錆がないか。ぐらついたり不安定なところはないか。
ペグが折れ曲がったり、変形してないか。
そういったことは外から見れば分かるでしょう。

 

その他に、ボリュームやジャックなどにガリは出ないか。
ストラップピンのネジは緩んでいないかなど、細かくチェックしましょう。

 

この他にも、チェックするべき項目を挙げ出したらきりがありません。
専門的な知識や、演奏を経験した後でないと分からないこともあります。
初心者が中古品を買うのは、リスクが大きいことなのだと
ある程度理解した上で購入を考えるようにしてください。

 

ただ、最近はネット通販で試奏ができるサービスもありますので、
じっくりチェックしたい場合や、ベースに詳しい人と一緒にショップに行く時間のない人は、
活用してみるのもいいと思います。

 

おそらくショップで、いろいろ確認するより、自宅でじっくりできますし、
店員さんの営業を受けなくて済むので、その辺は大きなメリットかもしれません。


 

 

スポンサードリンク