弦交換

メンテナンスにおいて、弦交換は初心者が最初にぶつかる難関です。
しかしこれもチューニング同様に、慣れてしまえば簡単に行うことができます。

 

面倒がらずに、何度か弦交換を行えば、すぐに憶えてしまいます。
最初はゆっくりでも良いので、確実に丁寧に作業を行いましょう。

 

弦を買うときに、注意しなければいけない点があります。
ひとつめは、弦の太さ(ゲージ)です。

 

弦の太さには、ライト、ミディアム、ヘヴィなどの種類があります。
できるだけベース購入時と同じゲージの弦を使うようにしましょう。

 

もうひとつ注意しなければいけないのは、弦の長さです。
エレキベースの弦には、ロングスケールやショートスケールがあります。

 

メーカーによっては、弦にもショートとロングの2種類があります。
自分のベースに合った長さの弦を使用しましょう。

 

ショートスケールのベースにロング用の弦を張っても、大きな問題はありません。
しかし、ロングスケールのベースにショートスケールの弦は張れません。

 

ベースの弦は、ペグに巻き付けやすいように先端が細くなっているものがあります。
間違って短い弦を使ってしまうと、太い部分の長さが足りなくなってしまいます。
結果として、ナットの溝に細い部分がきてしまいます。

 

そうすると、チューニングや音が安定しないだけではなく
ナットを破損してしまいます。
勿体無いですが短い弦は破棄して、長い弦を買いに行きましょう。

 

さて、弦を買ってきたら、いよいよ古い弦を外しましょう。
指板やフレットのメンテナンスをしない場合、弦は一本ずつ外しましょう。
いっぺんに全部の弦を緩めると、ネックに負担がかかってしまいます。

 

また、弦をニッパーで切って外す場合は
かならずペグを回して弦を緩めてから切りましょう。
いきなりパチンと切るのは、ネックに負担がかかるのでご法度です。

 

問題なく弦を外すことができたら、ブリッジに弦を通してペグに巻きつけましょう。
袋から出した弦は、ねじれなどがあります。
ブリッジに通す前に、両側からかるく引っ張って伸ばしてあげましょう。

 

ペグに巻きつけるのは、3〜4回転くらいが理想です。
少し弦が長い場合は、余った部分をペンチで切ってから巻きつけましょう。

 

pic35.jpg
写真左側は、ペグへの巻きつけが終わった状態です。
ペグには、上から下に向かって巻いていきましょう。

 

写真のペグは、真ん中に穴が開いているタイプです。
巻きつける前に、弦の先端をこの穴に差し込みましょう。

 

弦を張ったら、何度か引っ張ったりして緩みをとります。
軽くチューニングして次の弦を張りましょう。

 

全ての弦交換を終えたら、もう一度チューニングを行いましょう。
弦交換の直後は、チューニングがなかなか安定しません。
しっかりとチューニングできるまで、何度か繰り返しましょう。

 

チューニングが終われば、弦交換は完了です。
エレキ・ベースの弦を交換する頻度は人それぞれです。

 

新しい弦の方がブライトな音がするので、1〜2週間ごとに交換する人や
古くて丸くなった音が好きなので、数ヶ月交換しない人もいます。

 

ギターと違ってベースの弦はあまり切れることはありません。
切れてしまった場合は、できるだけ全部の弦を交換するようにしましょう。


 

 

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