上達法

どんな楽器においてもそうですが、楽して簡単に
手っ取り早く上達する方法なんてものはありません。

 

しかし、ただ闇雲に努力すれば良いということでもありません。
効率よく、確実に身になる練習を続ければ
余計な時間をかけずに上達することができます。

 

最短距離で上手くなるための上達法は、
最初にきちんとしたフォームを身につけることです。

 

間違ったフォームで慣れてしまうと、スムーズに弾けなかったり
矯正に余計な時間がかかってしまいます。

 

ピックの弾き方や、フレットの押さえ方などは以前に紹介しましたね。
その他に意外とおろそかになりがちなのが
ネックの握り方とベースを持つ位置の高さです。

 

ネックの握り方は2種類あります。
ひとつめが、親指をネックの裏に添える形です。

 

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エレキベースでは、こちらの形で握る場合が多いです。
親指を支点にして、他の指とネックを挟み込むようにします。

 

4本の指が広げやすく、動かしやすい握り方です。
ストラップを長くして、ベースの位置を下げると、少し弾きにくくなります。

 

もうひとつが、親指を4弦側から出して、ネックを握りこむ形です。
ベースではあまりしませんが、チョーキングをするときに力が入れやすいです。

 

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手のひら全体でネックを軽く握りこみ、
手のひらと指で指板を挟み込むようにしてフレットをおさえます。

 

この握りだと、4弦のミュートがやりやすいです。
また、ベースを低く構えてもしっかりと握れます。
弦ミュートがやりにくいピック弾きと併用されることが多いです。

 

どちらの握り方が良い、ということではありません。
状況に合わせて弾きやすい方を使えるようにすることが、上達への近道です。

 

エレキベースを立って弾くときは、構えるベースの位置が重要になります。
下の図の一番左が標準的な高さです。

 

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ベースの中心線がおへその位置になるように構えます。

 

ピックで弾いたり、パンクやヘヴィ系の音楽を演奏する時には
もっと大胆に下げることもあります。
当然、下げすぎると弾きにくくなってしまいます。

 

逆に、ジャズやテクニカルな演奏では、もっと高くすることもあります。
しかし、高くすれば弾きやすくなるかというと、そうでもありません。
位置が高すぎると、上半身が窮屈になり、逆に弾き辛くなってしまうこともあります。

 

ベースを弾くときの見た目も大事ですが、
それよりも、自分が一番弾きやすいポジション見つけることが重要です。

 

また、一度決めた位置でも、ベースを弾く技術の向上や演奏する楽曲によって
最適な位置は変化することもあります。
おりに触れて構えるポジションをいろいろと試してみるようにしましょう。

 

ひとつのことに拘らず、常に最適の状態を求めて試行錯誤するのも
上達法の一つです。


 

 

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